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リップルとは?銀行も注目する仮想通貨の仕組みや今後とは

国内外の銀行がリップルを利用した国際送金の検証を行うなど、数ある仮想通貨の中でも、金融機関にも注目されているリップル。2013年には、グーグルの投資部門が出資したことがニュースとなり、仮想通貨の信頼性が高まるきっかけにもなっています。リップルとは何か、また、リップルの今後について解説していきます。

そもそもリップルコインとは?

リップルは、2013年1月にリップル・ラボによって正式に運用が開始されました。ビットコインには発行や管理を担う国家や企業が存在しないのに対して、リップルは企業によって運営されているのが特徴です。

リップルは、「リップル・トランザクション・プロトコル」というオープンソースの決済システムとして開発され、リップルネットワークという独自の取引システムを構築しています。

リップルネットワークで使われる仮想通貨の名称が「XRP」で、リップルコインとも言われるものです。XRPの最小単位は0.000001XRPで「drop」という単位でも呼ばれ、1XRP = 1,000,000 drops です。

リップルも、P2Pネットワーク上の分散台帳によって管理されていますが、ビットコインとは異なる仕組みを採用していることで、わずか数秒で決済を完了することができます。

 

ビットコインとは異なる仕組みで決済がスピーディ

リップルはビットコインとは異なる仕組みで、取引記録の改ざんを防いでいます。

 

リップルはコンセンサスシステムを採用

ビットコインなど多くの仮想通貨は、プルーフ・オブ・ワークといわれる取引記録の承認作業の仕組みを採用しています。取引記録は一定の時間ごとにブロックにまとめられ、膨大な計算によってキーとなるハッシュ値見つける「採掘」と呼ばれる作業を経て、前の取引記録に時系列に沿ってつなげられていく仕組みです。

ビットコインの採掘(マイニング)とは何?

一方、リップルの取引記録の承認作業は、コンセンサスシステムといわれるものです。取引記録は、バリデーターと呼ばれる金融機関などに同時送信され、80%が承認すると台帳に記録されます。大きな電力量を必要しないこと、ビットコインでの取引の承認Dは10分程度掛かるのに対して、リップルは5秒程度で済むことがメリットです。

 

取引によって「XRP」が減少

リップルの通貨「XRP」の発行量は1000億枚ですが、取引のために少しずつ減少する仕組みとなっています。トランザクション・スパムといわれる、短時間で大量に送られる悪意のある取引を防ぐ目的によるものです。

 

リップルネットワークを利用した送金システムとは

リップルネットワークを利用して、決済や送金を行うには、手数料としてXRPが必要です。リップルネットワークを利用すると、リップル以外の通貨を送金することもできます。XRPは、銀行の窓口のような役割を果たすゲートウェイを通じて、ドルやユーロ、円といった法定通貨やビットコインなどとも交換が可能であり、ブリッジ通貨としての役割も果たすのです。

リップルネットワークでは、ゲートウェイに通貨を預けると、IOUという電子手形が発行されます。IOUを送金したい相手にリップルのネットワークを使って送ることで、送金が完了します。

 

リップルのこれまでのチャートや今後は?

リップルネットワークで使われる仮想通貨「XRP」の価格をチャートから見ていきます。

 

リップルのこれまでの値動き

出典:CoinMarketCap

リップルコインは、2013年9月上旬は0.005ドルから0.006ドルあたりを推移していましたが、下旬になると徐々に上がりはじめ、9月末には0.01ドルでした。その後、一旦少し値を下げた後、12月の初旬に約10倍となる0.57ドルまで高騰した後、暴落しました。

2014年の年始は0.27ドルからスタートしましたが、徐々に値を下げ続け、2014年後半は0.005ドル前後で推移しています。再び12月に0.027ドルまで回復したものの、2015年1月は徐々に下降し、2016年から2017年1月までは0.005ドル~0.007ドルあたりの小幅な値動きとなっています。

 

リップルの今後は?

グーグルなどが出資したことで、リップルへの信頼性が高まり、リップルが決済手段として広まることで、「XRP」の価値が高まることも期待されます。しかし、銀行の支払い手段としては、価値が安定していることが望ましいため、今後のリップルの相場は、大きく値を上げることは難しいという見方もされています。

 

まとめ

リップルは一時は高騰したものの、決済手段として安定的な価値を持つ仮想通貨になりつつあります。仮想通貨投資で大きなリターンを期待するのであれば、まだ取引所で扱われていないICO通貨への投資という選択肢もあります。ただし、ICO通貨投資はハイリスクハイリターンであり、詐欺が疑われる通貨もあるため、見極める必要があります。仮想通貨に対して深く理解してから、投資先を選びましょう。


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